2021年の春、亀裂が入ったスマホから、新しくシャープのsense5Gに買い替えました。
sense5Gを選んだ理由は3つ。メーカーへの安心感と販売価格が予算内だったこと、そして知り合いから「シャープのsenseシリーズは安いけど使いやすい」という話を聞いたからでした。
あれから5ヶ月。いまsense5Gはサブ機として自宅で転がっています。
カタログスペック的には申し分ないのに、なぜメイン機から格下げになったのか。ここでは許せなかったsense5Gの欠点について紹介します。
やはりスマホは触ってみないと分からない。
SHARP sense5Gのスペックについて
サイズ | 高さ148mm、幅71mm、奥行き8.9mm |
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重量 | 178g |
ディスプレイ | 5.8インチ |
メモリ | 4 GB |
ストレージ | 64 GB |
プロセッサ | Snapdragon™ 690 5G |
バッテリー | 4,570 mAh2 |
その他 | ・指紋認証あり、顔認証あり ・カメラは望遠、標準、広角 |
2021年2月に発売されたsense5G。シャープという日本人的には馴染みのあるメーカーも今では台湾系。
主要キャリアだけでなく、SIMフリー端末も販売され、幅広い入手手段が用意されています。
価格は5万円を切り、スペック的にも最低限のラインはキープ。重めのゲームをするにはきつそうではあるものの、電話やSNS、ブラウザなどを主に使う人にとっては問題ないスペックです。
senseシリーズでは初の5G対応とはなるものの、5G対応のエリアが狭いことを考えるとそこまで必要性を感じません。
スペック的にヘビーユーザーよりはライトユーザー向けの商品と言えます。
許せなかったもっさり感
私がこのsense5Gで許せなかったのは操作のもっさり感。
タップしてからの反応の悪さやゲーム中のひっかかりなどです。
私はそこまでスマホに負荷をかけるようなこと、例えば3Dゲームや動画編集などはしません。基本、SNSとブラウザと簡単なパズルゲーム程度。
だからこそ、そこまでスペックがないsense5Gでも問題ないと思ったわけです。
ですが違いました。
タップしてからの反応までの時間
すべてのアプリではないものの、タップしてから反応するまでがワンテンポ遅く感じます。
アプリ起動時だけでなく、戻る場合も選択する場合もどこか反応が悪い気が。
となると「あれ?反応してない?」ともう一度タップ。これが誤作動をまねいてしまうことも。
カメラの起動が遅い
シャッターチャンスを逃さないためにもカメラの起動はできるだけ早くあって欲しいもの。
写りはもちろんのこと、起動速度も重要なポイントです。
ですがこれも反応がよくない。ワンテンポ遅い。
必要なときに起動が遅いとイライラが増します。
ゲームは致命的
スペック的に3Dゲームなど重い処理が必要なゲームは厳しいのは分かっていました。
ですがパズルゲームでもダメだとは思いませんでした。
私が唯一やるゲーム。ディズニーツムツムが明らかにもっさりします。ツムとツムをつなげづらい、スキルを使うとスローモーションになるなど、明らかに得点は伸びなくなりました。
スマホで大切なのは操作性
スマホを選ぶ上で大切なことは何でしょう。
カメラがきれいに撮れるとか、ディスプレイが美しい、便利な機能があるなんてことよりも重要なこと。それはサクサク動くこと。ストレスなく使うことができる操作性です。
Android機であればどれも同じと思ったら大きな勘違い。機種ごとに大きく違います。
sense5Gを購入して5ヶ月、イライラは募り我慢の限界。そしてメイン機からサブ機へと格下げとなりました。
新たにメインにしたPixel5a5Gはサクサク動きます。同じAndroidだというのに全然違うと実感。
やっぱりスマホは実際に触ってみる、もしくは使った人のレポートを漁ってから購入するのが吉。senseシリーズには今後の改善を期待しています。